2012年07月30日

反論の「品格」

例えば、以下の乙武 洋匡Pfunk蜜蜂いづる三氏のやりとり(長いので、此処で言及したい内容に関わる部分のみ引用。余計な誤解などを避ける為に、他のtweetはリンクの列挙に留める。意図していない抜けや発言の前後とり違いが在るかもしれない点は注意されたし)。

或いは、アキヒト氏も疑念を抱いているHate Tweets to Frank Oceanのやり方。

あるアーティストに対するヘイトスピーチに対抗するため、ツイートによる反論を促すサイトがオープンしたとのこと:

((略))

アクセスして最下部にあるリンクをクリックすると、次のようにフランク・オーシャンに対するヘイトツイートが表示されます:

((略))

最上部にあるユーザーのアイコンをクリックすれば、元のツイートにアクセスすることも可能。((略))メッセージが自動挿入された形で、ツイート投稿画面が表示されます。((略))このように、ヘイトスピーチへの対抗として、それに対する反論が簡単にできるサイトを開設したというわけですね。

確かにこうした仕組みがあれば、ヘイトスピーチに対する効率的な「対抗」ができるかもしれません。しかしそれによって元のツイートを投稿した人々が心を改めるかといえば、必ずしも効果は保証されないのではないでしょうか((略))

反論するツイートを投稿することがいけない、というわけではもちろんありません。しかし投稿する内容がどのようなものであれば、単に自分の気持ちをスッキリさせるだけの結果に終わらず、少しでもお互いが分かりあえるような結果につなげられるのか。それを考えてゆくことが、Hate Tweets of Frank Oceanのようなサイトと同時に必要になるのではないでしょうか。

或いは、高島宗一郎 福岡市長に対するQスケ氏の発言。

相手のやりようが気にくわないというのは分かる。乙武氏のイジメ論は薄っぺらく、ヘイトスピーチは唾棄すべき物で、中国から研修団を受け入れるのは「売国」以外の何者でもない、のかもしれない。

だが、それに対して攻撃的に振る舞うというのは、果たしてその解決となるのだろうか。

どんな著名人だろうと、どれ程の天才だろうと、相手は人間なのである。人間には感情が有り、感情は理屈を凌駕する。

例え、攻撃した側の理論が全面的に正しく、攻撃された側の理論が全面的に誤っていたとしても、攻撃者の「悪意」は相手の感情に働きかける。反感を買う。敵意を持たれる。
「敵」の言い分にまともに耳を貸そうなんて人間が、果たしてこの世に存在するのだろうか

乙武氏がPfunk氏の発言は取り合わず、しかし蜜蜂氏の言葉には耳を傾けた事からもこれが分かる。Pfunk氏も蜜蜂氏もその意見は同じだ。ただし、Pfunk氏には攻撃の意思が有り、蜜蜂氏にはそれが無かった。

Hate Tweets to Frank Oceanの、定型句を大量に送りつけるという手法はどうなのだろうか。送りつけられた相手への「攻撃」となっていないだろうか。もし自分自身がそのような大量のメッセージを送りつけられたとしたら、どう感じるだろうか。

自分と異なる意見に反対の意を示す、その目的は何だろうか。相手に考え直して貰いたいという事ではないのか。ただ単に攻撃するだけでは何も産まれない。例え、貴方の意見が100%正論だったとしても。であるのならば、徒に相手の反感を買うような物言いは慎むべきなのではないだろうか。反対の意を伝える際にも――いや、そういう場合にこそ、相手への礼節を重んじるべきなのではないだろうか。

posted by 天井冴太 at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

2012年06月07日

はてなのステッカーが当たった

厳正な抽選のうえ、当選されたのは以下のユーザー様です。おめでとうございます!

[はてなステッカー]という訳で、はてなステッカー届きました。ワーイ当たったー!

実は以前にも、はてなブロガーの本まとめて欲しい!キャンペーンに当選した事も有り、なにやらはてなのプレゼントキャンペーンとは相性が良いようだ。

しかし何というか、当選者のリストの一番先頭に自分のIDが有るというのは、目立ってて少々恥ずかしい気もするね。

はてなの中の人、有り難う御座いました!

ラベル:はてな event
posted by 天井冴太 at 03:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

2012年06月02日

葬儀に参列する時に気をつけたい1つの事

身内が死んだら注意すべき葬儀周辺での悪意について - 空気を読まない中杜カズサ

いや、この記事とは「葬儀に関連している」という点以外に関係ないのだが、思い出したので。

まあもっとも最近はそれを防ぐため、香典返しは当日は簡単なもので、後日郵送のパターンも多いみたいですね。うちもそうだったし。

そうだねぇ、祖父の時も父の時もそうだったなぁ。というかそれ本来のやり方じゃなかったのか。初めて知った。

さて、香典返しは後日郵送する事になる訳なのだが、その送付先を確認するのに使われるのが香典帳。受付で香典を渡した時に書くあれだ。

そう、送付先を確認するのに使うのである。

なので……
……頼むから芳名帳はちゃんと書いてくだしあ!

住所、氏名はちゃんと書く

もしかしたら、「香典返しとかで気を煩わせてはいけない」と思われてるのかもしれない。

でも、どういうつもりで書いてないのかなんて分かんないわけですよ。分からない以上、どうにかして調べないわけにはいかない。送らないのは失礼なので。

私の父の時は、仕事上の同僚や取引先と思われる方数人の住所を、父の上司にあたる方に問い合わせた。正直、その方の手を煩わせてしまう事が心苦しかった。

仮に厚意からだとしても、結果として逆効果になってしまうので、ちゃんとフルネーム、住所を書く事を勧める。

逆に、受付を担当する側は、それらの情報をきちんと書くよう勧めると良いかもしれない。

楷書で書く

草書、行書で書かれる方が居ますが、読めません。達筆すぎて読めません。

「この字だろうな」と検討を付けられても、「本当にその字なのか?実はよく似た別の字なのではないか?」と余計な不安を抱かせてしまう事に。特にその字が名前に使われている文字だと……その心労や何をか言わんや。

以上、葬儀に参列する際、というか、芳名帳を書く際の注意点を挙げた。

チラッと書いたように、葬儀を執り行う側になって初めて気づいた点でもある。

親しい人と死に別れるというのは大変な事だ。その大変な状況にある人達に、更なる負担をかけぬようにありたいものだ。

posted by 天井冴太 at 01:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

2012年05月24日

"「何故そういうきまりなのか」を疑問に思う冷静さを"蛇足

以下、これ以上ないという程の蛇足。

天井冴太的つれづれblog [天井の染み]: 「何故そういうきまりなのか」を疑問に思う冷静さを

「理不尽」に対して感情的に怒る事は簡単だ。だが、その「『理不尽』が態々設けられているのは何故か?何かそうせざるを得ない理由があるのではないか?」と頭を冷やして考える冷静さが必要なのではないだろうか。

で、

これにコメンテーターの清水宏保(スピードスケート金メダリスト)は「何のための免許制度なのか。(検察は)感情がなさ過ぎる」と批判し、舘野晴彦(月刊ゲーテ編集長)も「絶対おかしいですよ。勝手に無免許運転していて、技術があるから軽くするというのでは、免許を取らなくていいことになる」と矛盾を突いた。

とか、

とか、

とか。

正直、報道やらなんやらに携わる仕事してる人間が、この程度の冷静さも持ち合わせてないでどうするの?と思う訳だ。その仕事やめた方が良いんじゃない?合ってないよ?

posted by 天井冴太 at 02:23| Comment(0) | TrackBack(1) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

2012年05月23日

「何故そういうきまりなのか」を疑問に思う冷静さを

23日午前8時ごろ、京都府亀岡市篠町篠上北裏の府道で、集団登校中の小学生ら10人の列に軽乗用車が後ろから突っ込んだ。市立安詳小2年の小谷真緒おだに・まおさん(7)と、子どもに付き添っていた松村幸姫まつむら・ゆきひさん(26)=いずれも亀岡市=が死亡、2人が重体、6人が重軽傷を負った。列の最後尾にいた松村さんは妊娠7カ月で、胎児も死亡した。

府警は自動車運転過失傷害の疑いで、無免許で車を運転していた亀岡市の自称無職の少年(18)を現行犯逮捕した。府警は同致死傷容疑に切り替えて調べる方針。府警によると、少年は「居眠りをしていた」との趣旨の供述をしている。

府警は、無免許と知りながら運転させた道交法違反(無免許運転)ほう助の疑いで、同乗していた京都府南丹市の大学1年生(18)と、亀岡市の専門学校生(18)の2人も逮捕。少年らの話によると、一晩中、車で走っていた。ブレーキ痕はなかった。

……と、18歳少年の居眠りか 京都府亀岡の児童ら死傷事故 - 中国新聞で報じられている例の亀岡で小学生の集団に自動車が突っ込んだ事件の話。数年後この記事を見た時にも分かるよう、そこそこの詳細さを持っていたこの記事を引用したが、小3女児も死亡 集団登校事故、死者3人に - MSN産経ニュースに拠ると、29日に小3女児が死亡し、結果的に死者数は3人となっている。

まだ記憶に生々しい京都府亀岡市で起きた小学生ら10人が死傷した事故で、無免許、居眠り運転をしていた少年(18)が14日(2012年5月)、自動車運転過失致死傷(最高は懲役7年)と道交法違反(無免許)で京都家裁に送致された。

検察側は遺族の感情を踏まえ、量刑の重い危険運転致死傷罪(最高が懲役20年)の適用も検討したが、少年が無免許ながらも運転を繰り返していたことから、同罪の成立要件の一つである「運転技能を持たないで走行」と見なすのは難しいと判断したという。納得できない遺族は「なぜ検察は危険運転致死死傷で闘ってくれないのか」と不満が爆発させている。

加害者たちは無免許で居眠り運転をしていた未成年である、にも拘わらず、危険運転致死傷害罪に問えないという、一見、一般的な価値観では理解しがたい状況となっている。

これにコメンテーターの清水宏保(スピードスケート金メダリスト)は「何のための免許制度なのか。(検察は)感情がなさ過ぎる」と批判し、舘野晴彦(月刊ゲーテ編集長)も「絶対おかしいですよ。勝手に無免許運転していて、技術があるから軽くするというのでは、免許を取らなくていいことになる」と矛盾を突いた。

……と、亀岡「10人死傷少年」軽い運転過失で送致―遺族納得できない(J-CASTテレビウォッチ) - livedoor ニュースには記されており、また、それはそこそこ一般的な「義憤」でもあるらしく、Twitterで"亀岡 無免許 危険運転で検索してみても、同様の意見を幾つも見かける。

以下に幾つか引用する。

この疑問に対する答えが、亀岡「10人死傷少年」軽い運転過失で送致―遺族納得できない(J-CASTテレビウォッチ) - livedoor ニュースにて解説されている。

続きを読む
ラベル:Information law literacy
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2012年04月21日

鎌倉旅行の写真をFlickrにUPした

http://www.flickr.com/photos/amaisaeta/sets/72157629822864971/

……なんかこう、任意のFlickrのphotosetのサムネイルを見た目良く並べてくれるJavaScriptとか無いんですかね。

ラベル:kamakura image photo
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2012年03月26日

不信スーパーマーケット

先日、某スーパーマーケットのレジの真上に監視カメラが在る事に気づいた。

レンズの向いている方向から考えるに、客を撮っている訳では無さそうで、どう見てもレジ内の店員を撮っている。

何かのはずみで偶然そうなったという訳では無さそうだ。1つのレジだけではなく、全てのレジがそうなってた。

……いやいや、それってどうなの。

仮に、カメラが客の方を向いているというのならばまだ分かる。強盗対策として説明がつくからだ。

しかし、向いているのは店員の方だ。

これはつまり、スーパー経営側が、自社の店員がレジの金をちょろまかすかもしれないと考えている、という事じゃないか。

自社の店員を全く信頼していないという事ではないか。

え、採用にあたって面接とかしてるんだよね?なのに『信用出来るか否か』の判断はしてないの?

部下を一切信用しない上層部なんて欲しい人間が居るだろうか。その姿勢は、部下のモチベーションを下げ、結果として店の売り上げを落とす事になるのではないだろうか。このスーパー、掃除があまり行き届いていないのだが、その原因は実はこういった上層部の姿勢にあるのではないだろうか?

非常に気分が悪くなった。と同時に、このスーパーで二度と買い物をしない事を誓った。

某スーパーマーケット
ディスカウントストアなのかもしれない。
ラベル:business work
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2011年05月25日

無職はやる事がない、という幻想

どうも、無職です

思うに、何かちょっと物を作ったりすることを楽しみにできる人は貧乏に強い。創作は消費ほどお金がかからないし、作ったものがお金に変わることもときどきあったりする。紙とペンさえあれば、もしくはパソコンさえあれば何時間でも退屈しない、というタイプの人がよく訓練された年季の入った無職には多いように思う。ギター一本あれば何時間でも独りでぺらぺら弾いて遊んでられるとか。故・中島らも御大は「「教養」とは学歴のことではなく、「一人で時間をつぶせる技術」のことでもある」と言っていた。

以上、無職の才能 - phaのニート日記より。

自分は現在無職状態なんだけれど、周りの人から「仕事してないと、毎日やる事無くて暇でしょ?」とか聞かれる事が有る。

ところが実際はそんな事はなくて、趣味のプログラミングに時間を費やしていると、あっという間に時間が経ってしまう。
暇とは言えない。

勿論、たまたま自分が何かちょっと物を作ったりすることを楽しみにできるという、貧乏に強い性質を持っていた、というだけの事ではあるのだろうが。

"無職はやること無くて暇"というのは、他人の勝手な思い込みだ。

"自分の常識で判断した事が、必ず正しいとは限らない"という点に気づけたという事は、この無職状態にも価値が有ったのかもしれない。

現在無職状態
そろそろ貯金が怪しくなってきた無職です。仕事探さなきゃ……
ラベル:life
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2011年05月18日

blogのネタが無い。しかし本当はネタはそこら中に在る。

はてブ徘徊してて見つけたこの2つのページ、双方とも、匿名で日記が書けるというはてな匿名ダイアリー上の物なんだけど、読んだ後で「勿体ないなー」と思った。

双方とも大量のはてブを獲得していて、成る程ネタもなかなか秀逸。それならば、匿名ではなく、自分のサイト上に書けば良かったのに、と。

しかし此処でふと気づく。これらは秀逸ではあるが、ネタは非常に簡単単純。仮に自分がこの着想を得たとしても、果たしてblogに載せようと思っただろうか?

blogに書くのならばもっと意味のある事を、有意義な事を』という意識を無意識のうちに持っていたのかも知れない。シゴタノ!??? ? ネタはあるけどなかなか書けない、の3つのパターンとその対策に、「なんか、すげぇことを書きたい」みたいな欲求が先走りすぎると、実際に書き始めるのがとても困難になりますとあるが、そのような考え方に陥っていたのかも知れない。

日頃「blogのネタがない、ネタがない」と思っていたが、大きなテーマでない物は、無意識のうちにネタの候補から外してしまっていたのかも知れない。

反省。

ラベル:blog work idea
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2011年04月06日

敢えてハズレを引くという勇気

 テレビ東京は31日、東日本大震災の報道にからみ視聴者から約600件の抗議をメールと電話で受けていたことを明らかにした。

 同局では震災発生直後の11日午後2時54分から12日午後11時55分まで、災害報道で最長となる33時間1分の特別報道番組を連続放送。その後レギュラーのアニメ番組「テガミバチ」(土曜後11・55)を放送した。この対応に「アニメ番組を流すのは不適切」などの抗議が殺到したという。

以上、テレ東に抗議のメール&電話が600件 - 芸能 - SANSPO.COMより。

相当の数の抗議が寄せられたらしいが、私はこのテレ東の判断を支持したい

震災直後ならまだしも、丸1日以上の時間が経ってからである。震災の映像を繰り返し見る事でPTSDになる事もあるのだ。スピッツの草野マサムネ氏も心労で倒れてしまった。そういった事を防ぐ為に、視聴者に『息抜き』を提供するのも立派なメディアの仕事ではないだろうか。

そりゃ全てのTV局が全て平常運行、というならば問題もあるだろう。だが、たかが1局である。震災についての報道が見たいというのならば、TVを別のチャンネルに合わせれば良いだけではないか。テレ東しか受信出来ない地域』が在るとも思えない

震災の数日前に開設した局、という訳ではない。40年以上の歴史を持つ局だ。アニメの放映に抗議が来る事ぐらい容易に想像出来た筈だ。その上で、敢えてアニメ放映という『ハズレ』を引いたのかもしれない。

もしそうだとすれば、どれ程の勇気が必要だった事か。
私は、「敢えて通常通りアニメを放映した」テレビ東京を支持したい。

テレ東しか受信出来ない地域』が在るとも思えない
もしかしたら、日本中の何処かには系列局しか視聴出来ない地域があるのかもしれないが、それは系列局の判断の範囲の話であって、テレ東に抗議するのは筋が通るまい。
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2011年03月13日

今私に出来る事は?

3月11日発生の東北地方太平洋沖地震。未だ余震は収まらず、被災者は不安な日々を送っている。

私が住んでいるのは九州は福岡で、今回の地震の影響を全く受けていない。また、被害地域に親戚が居る訳でもない。
そんな日常の平穏と、TVTwitterから知らされる被災地の非日常、そのズレを感じると、意味もなく申し訳ない気がしてしまう。理屈ではそんな必要ない事は分かってはいるのだが。

さて、私が被災者の為に出来る事は何か無いだろうか。

私は(へたれとはいえ)プログラマだ。そしてプログラマはプログラムを作るのが仕事だ。被災者の助けになるプログラムを何か作れないだろうか?

そんな思いから、人力検索はてなに以下の質問を投稿した。はてなアカウント持っている人は是非。

【東北地方太平洋沖地震被災者の為に我々プログラマが出来る事は.. - 人力検索はてな

UPDATE: 質問の終了と、Hack For Japanの紹介

3月19日22時10分をもって、上記質問は無事期限を迎え終了した。

しかし、現在Google主催で、同様の趣旨によるイベントが行われている模様。時間の都合がつく方は是非参加されてみては。

“Hack For Japan” 開催のお知らせ - Google Japan Developer Relations Blog

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2011年03月04日

仮想アイドルはスキャンダルゼロの夢を見られるのか?

[AGC38バナー] AGC38なんてアイドルグループが発足した。このグループ、今までのアイドルと何が違うか、というと、生身の人間でない、という点に尽きる。

『AGC38』プロジェクトは、完全描き下ろし美少女キャラクター38人によるタレント事業です。

こういう仮想アイドルというアイディアが出てくるのは自然だと思うし、このAGC38というグループが成功するか失敗するか、興味は尽きないところではある。

だが、次の一文には首を傾げざるを得ない。

キャラクター利用の最大のメリットは、彼女達は、我が儘を言うことも、歳をとることも、スキャンダルを起こさないという点にあります。

本当に、彼(彼女)らはスキャンダルと無縁でいられるのだろうか?

『アイドル』ではないが、仮想の存在がスキャンダルの影響を受けた例が過去日本に存在する。
地デジカである。

「“地デジカ”著作権侵害は許さない」と言っていた民放連が著作権侵害か - ガジェット通信から、あらましを引用する。

地デジカのプロフィールを書いた民放連(もしくは地デジカを発案したフジテレビ)の人物が、『ウィキペディア』のシカに関する記述をコピー&ペースト(コピーしてそのまま転載)した可能性が出てきたわけだ。もともと『ウィキペディア』に書かれている文書は GNU Free Documentation License(以下、GFDL)という原稿を書いた著作者の権利を守るルールのもと書かれており、そのルールから外れた用途の仕方をするとGFDL違反となる。

カンタンにいえば、GFDLによって守られた原稿を他のサイトや媒体に転載した場合、記事の引用元や著作者を明確にしなくてはならないのである。しかし、民放連はそれらの記述をいっさいしておらず、この地デジカのプロフィールを読んだ人たちは、民放連のスタッフが考えて書いたものと思っていることだろう。

仮想の存在とはいえ、彼ら彼女らを行動させるのは、結局の所人間だ。そして人間はスキャンダルを起こし得る。更にAGC38の場合はそれぞれに"声優"という人間の存在がある。

人物やキャラクターが仮想の者だからといってスキャンダルを起こし得ない、無関係で居られる、という訳ではないのだ。何処かで人間の手が加わる以上は。
『仮想アイドルだからスキャンダルと無縁だ!ああ良かった』と安易に飛びついて、後で『こんな筈では……』と後悔する例が産まれないか、少々心配である。

興味は尽きない
とはいえ個人的には、AGC38はあんまり上手くいく気がしない。本題とズレるので本エントリでは触れないが。
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2011年01月20日

剃刀負けに悩む

簡単な更新でお茶を濁すテスト。

以前から気になってはいたが、最近、剃刀負けが無視出来ないレベルになってきた。顎とか口と鼻の間とか酷い。

剃刀負けが酷くなり出した頃に髭剃りに関係有る事で変えた事というと、シェービングフォームを新しく買った事ぐらいか。しかし、以前同じ商品を使った時は何ともなかったしなぁ。剃刀は長い事同じ物を使っているし(勿論刃は定期的に替えている)。

誰か良い方法知ってたら教えて下さい。

口と鼻の間
正式にはなんと呼ぶのだろう?
ラベル:diary
posted by 天井冴太 at 04:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

2010年12月29日

年内にblog更新出来るか微妙

ちょっと考えてみると、年内のblog更新が出来るかどうか微妙な状況。

日課の今日のやらなかった事ブックマーク棚卸し両カテゴリは除いて。この2つはそれ程時間かからないからね。

それはつまり、趣味のプログラミングをする充分な時間も取れるか怪しいという意味で、少々フラストレーションががが。

ラベル:diary weblog
posted by 天井冴太 at 02:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

2010年12月16日

分からない事には分からないと言えるようになりたい。

……と、常々考えている。

どうも昨今、分からない事に対して「分からない」と言う事が恥だとでも言う風潮が蔓延しているような気がする。
特に何らかの主張を行う時。

確かに、『分からない』点が在るというのは、何らかの主張を行うに当たって弱点となる。それを突かれたとしても、『それは知らなかった。調べてみる』と言えば良いだけの話なのである。本当は。変に意固地になって、根拠のない決めつけや罵倒を行ってしまっては、それは既に討論でもなんでもない。

大体、論を戦わせる事において、自らの、その時点での主張をなにがなんでも通す事が勝ちだという訳ではないだろう。そうであれば、討論という行為に意味はない。双方相手の言葉に耳を傾けず、相手を完膚無きまでにヤッツケル事だけを考えているのであれば、各々の主張は平行線を描くまま。無為に時間(と、体力)を浪費するだけなのだから。

むしろ『分からない』事が判明した事を喜ぶべきなのではないだろうか。自らの主張に弱点が発覚したと言う事は、それを潰す機会を得たと言う事でもある。分からない事を調べて、それでも自らの主張が正しいと思えるならばそれで良し、何らかの欠点が見つかれば、それをカバーする為に主張を微調整すれば良いだけなのだ。
討論における『勝ち』を敢えて定義するとするならば、論を戦わせた結果、問題を解決する最善の方法を導き出す事ではないだろうか。

とはいえ、そう考えている私自身、分からない点を指摘されたらムッとしてしまう事が多い、元来熱くなりやすい性格が災いしている。
そこで決めつけや罵倒に逃げず、グッと耐えて、『分からない』と勇気をもって言えるようになりたい。

『無知は罪だ』と言った人が居るが、そうではない。『無知と知りつつ、それを知ろうとしない事が罪』なのだ。

関連、しているかもしれない

直感エクスポータ, 以前から考えていたのですが、マスメディアは、「わからない」という表現を使うことを考慮してはどうかと思い...

言えば良いだけ
流石に一般常識を『知らん』というのはどうかと思うが。
最善の方法を導き出す事
勿論、許された時間の中で、であるが。
ラベル:diary life
posted by 天井冴太 at 03:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

2010年12月04日

マウスの使いすぎで右肩破滅

しました。
マウス使ってるとだんだんだんだん右肩に何とも言えない激痛が走り出し、最終的には右肩抱えてしばらく蹲っとかないといけない程のものに。
犯人は確実に、最近没頭してたFacebookのソーシャルゲーム。100%マウス操作。

実は、右肩破滅したのは2度目で、最初は仕事で使ってたソフトが犯人だった。その時はあまりの痛さに「あ、もう2度と右手が使えなくなるんだな」と思った。冗談でなく。

以降、テキストエディタはVimを、ブラウザはFirefoxVimperator拡張を、ランチャはコマンドラインランチャであるbluewindを、ショートカットキーを極力憶える、ショートカットキーが無いソフトは在るソフトに入れ替える、という風に、極力マウスを使わないで済むようにPC環境を整えてきた。

しかし、『どうしてもキーボード操作が出来ない』という部分は残ってしまって、例えばそれはFlashだったりする。非Flashなwebページでも、リンクやボタンをa要素やinput要素などで作っていないサイトがごろごろしている。死ねばいいのに。

これはイカンという事で、KeyMouserというキーボードでマウスカーソルを操作出来るようにするソフトを導入したが、これがまぁ使いづらい。いや、このソフトが悪いという訳ではなく、本来想定されている以外の操作方法でマウスカーソルを動かしているのが原因なのだろうが……どうにかならんものか。

仕事で使ってたソフト
キーボード操作?何それ美味しいの?な、操作法の……
posted by 天井冴太 at 03:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

2010年11月10日

はてなスターは実は結構理に適っているんじゃないか――プラス方向のみの多段階評価という可能性――

2009年9月27日分のブックマーク棚卸しで紹介したYouTubeの5段階評価システムはなぜ機能しなかったのか - インターネットください。その参照先であるYouTubeが5つ星級の発見:評価システムは無意味だったを読んでつらつら考えていた事を思い出した。ので書く。

多段階な評価システムは無意味

TechCrunch JAPANの記事は、YouTubeがユーザーが動画に付けた評価を集計した結果についてだ。 TechCrunch JAPANからはグラフ画像が消えてしまっているので、それについてはYouTubeのblogから引用する。
[Youtubeの5段階評価の集計。ごく少数の1、大量の5。2~4はほぼ0となっている]

ご覧のとおり、1つ星が少しと大量の5つ星があって、2、3、4は事実上ゼロだ。

さらに、YouTubeの5段階評価システムはなぜ機能しなかったのか - インターネットくださいにてRPM氏が『無評価』という巨大な層の存在を指摘している。 確かに、多段階評価だと、最高と最低以外の評価をどう付けたものか困ってしまうし、RPM氏が指摘するとおり、基本的に「つまらない」と思ったらそもそも評価しない

多段階な評価システムは無意味……本当に?

しかし、まてよ?とも思う。
本当に多段階な評価システムは無意味なんだろうか?

例えば、SBMでブックマークしたページ。全て自分にとって同じ評価なのか?
はてブで『これはすごい』タグを付けたページと付けなかったページ、本当に同じ評価で良いのか?
評価に差を付ける需要は、本当に無いのか?

プラス評価のみの多段階評価システムという可能性

例えば、""――所謂『草』。笑いの感情を表すインターネットスラング――を考えてみる。"w"1つで笑いの感情を表すが、2つ3つ……と連続させる事で、より大きな『笑い』を表現する。

これは、一種の多段階評価と呼べないだろうか?

"w"には、マイナス方向の表現は存在しない。プラス方向のみだ。プラス評価のみで構成された評価システムだ。
そして、"w"は、単体で使うよりも連続して使われる場合の方が遙かに多い。

ならば、プラス評価のみで構成され、且つ上限の無い多段階評価システムは上手く機能するのではないだろうか。

プラス評価のみの多段階評価システムというのは、すでに存在している。
それが、はてなスターである。

はてなスターは、一度ボタンを押す毎に、1つ評価(スター)がプラスされる。そしてボタンは何度でも押す事が出来る。
正に、プラス方向のみの無制限な多段階評価システムだ

勿論、現時点ではこれはただの推測に過ぎない。しかし、"w"の例を考えるに、あながち外れているとも思えないのだが、どうだろうか。

posted by 天井冴太 at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

2010年09月28日

あるモノが1つの企業からのみ提供されるという事への不安

去る9月21日、Twitterを襲ったXSS脆弱性騒ぎ。脆弱性を突いて無害なtweetをする人、有害なtweetをする人、有害なtweetに引っかかって右往左往する人、正しいようで何処かピントのずれた対処法を喚く人……多種多様カオスな状況が見られて、ちょっと不謹慎な感想だがちょっと面白かった。Twitterの中の人達により、すぐに脆弱性は潰されたし。

それは、まぁ、良い。
良いのだが……
脆弱性の発見者とTwitter側の言い分に『ズレ』が在るのが少々気になる。

脆弱性を突く方法をTwitter-er達に見せつけた@RainbowTwtr、その主である@kinugawamasatoは、この方法を公開した動機について次のように述べている。

それに対して、Twitterは次のようにアナウンスしている

先月、私たちはこの問題を発見し、パッチによって問題を修正しました。しかし、最近のアップグレードによってこの問題が再度、発生してしまいました

つまり、直ぐに問題がある部分を修正したが、その後で行った別の修正で、ついうっかり修正前のコードに戻してしまった、と。

ところが、これは@kinugawamasatoの次の主張と矛盾する。

勿論、単純に@kinugawamasatoが、問題が修正された事に気づかなかった(不幸にも、修正されて、同じ問題が復活するまでの間に確認する事が出来なかった)という可能性もある。が、そうではなく、Twitter側が嘘をついている可能性もあるし、今回について言えば、そちらの方が真実であるような気がしてならない。

Twitterはもはやインフラの一種であるのは疑いようがない。そしてTwitterはTwitter社一社により提供されている。(当たり前であるが)言ってしまえば独占状態である。

独占状態が長く続く事は良くない。
どれだけ運営元が下手を打ったとしても、代替となるモノがないので利用者は離れにくい。どれだけ下手をしても利用者が離れないというのであれば、誠実な運営をする必要はなくなり、次第に質が落ちていくだろう。

Twitterは構造的に、『腐りやすい』作りであるように思える。

将来、Twitterが、本当に『腐って』しまわないか少々心配になる。

@RainbowTwtr
2010年9月28日3時21分現在、Twitter自体によってアカウントが削除されている事を確認。
どのようなモノだったかはTwitterを乗っ取った犯人はRainbowワーム、感染者は数百万人規模 | エンタープライズ | マイコミジャーナルにキャプチャ画像が在るので参照されたし。
なお、これ自体は『自分のTweet自体の文字や背景の色を変える』程度の物であり、XSSやワームと呼ぶのには少々抵抗がある。そう呼ぶのは、JavaScriptの実行を行う物に限るべきではないだろうか。
ラベル:twitter business society
posted by 天井冴太 at 03:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

2010年09月16日

「blog読みましたよ。」

先日、某オフ会に参加した時にそう声をかけられた。

うーん、こう、何とも言えない気恥ずかしさといったモノがあるね。特に今日のやらなかった事なんて誰得な更新が主だと。

いや、今日のやらなかった事は『毎日更新を習慣づける事が出来る』という結構俺得な効果があるんだけどね。でも読む人にとっては毒にも薬にもならない代物なんだよなぁ。

もちょっと独自のネタ探し頑張ろう……

ラベル:blog
posted by 天井冴太 at 03:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

2010年07月24日

環境が変われば受け取る内容が変わるのだなぁと言う話

2009年7月15日分のブックマーク棚卸しで取り上げたレビュー:ドラゴンクエストIX 星空の守り人。紹介するにあたって1年ぶりに読み返したんだけど、不覚にも泣きそうになった。いや嘘は良くない。泣いた。

件のレビューからは父母の関係、そして父の家庭への想いを感じさせられる。

そうか、父はいつもこうやって、ひそかに家族を守ってきたんだろう、と思った。

1月末に亡くなった父を思い出し、そうか、私の父も密かに家庭を守っていたのだろうな、と。そう思うと少々悲しくなる。

あとこれも。

「会社辞めたい」と呟いた。「大丈夫」と返してくる男がいた。プロフィールには55歳。「会社辞めたい」毎日呟いた。「大丈夫」毎日返してきた。ある日呟いた「死にたいです」。次の日、何の前ぶれもなしに父が上京してきた。20年ぶりに私を抱きしめて言った。「大丈夫」

これは創作なんだけど、やはり父を思いだしてうるっと来た。

自分は全くの駄目人間で、この年になっても親に迷惑かけっぱなし。父にもさんざん迷惑をかけ、孝行する前に逝かれてしまった。その『負い目』のような物を感じるのだろうか。父が生きていた1年前には感じなかった感情だ。

ああ、人はその環境が変化する事によって、同じ文章からでも受け取る内容が違うんだなぁ。
そういう事に気づかされた。

ラベル:life family parent
posted by 天井冴太 at 03:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

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