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「どうせやるならブログじゃなくてメディアをやれ」には以下のように書かれている。
たまに新参ブロガーが「ブログのネタがない」とかボヤいてますが、ブログのテーマが決まっていればネタがない、なんてことはないんですよ。ネタがないように思えてしまうのは書くことが定まってないからです。
んなこたない。
もし、あなたが何らかのblogを始めようと考えているのならば、特に、これまでにまとまった文章を書いた事が殆ど無いというならば、悪い事は言わない。先ずはテーマなんて決めずにblogを始める事を薦める。
テーマを決めていたらネタ切れしない? そんな事は無い。テーマを決めていてもネタ切れは起きる。
私は現在2つのblogを運営している。このblogは「テーマ無し」。ありとあらゆる内容を書く(書ける)blog。そしてもう一つのblog、 AMAgrammar <> PROgrammer はITの技術的な内容を書くblogだ。
さて、双方のblogを比べてみると、明らかに「テーマ無し」の方が記事数が多いのが分かる。更新も頻繁だ。何故か。 AMAgrammar <> PROgrammer は容易に「ネタ切れ」を起こすからである。
| 記事投稿日 | 合計記事数 | 3月の閲覧状況 | ||||||
| 最新 | 1つ古い物 | 2つ目に古い物 | 3つ目に古い物 | 4つ目に古い物 | アクセス数合計 | 訪問者数合計 | ||
| 天井の染み | 4月22日 | 4月21日 | 4月20日 | 4月18日 | 4月17日 | 2217件 | 17663件 | 2195人 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| AMAgrammar <> PROgrammer | 4月17日 | 4月16日 | 3月13日 | 2月11日 | 2月6日 | 118件 | 8365件 | 1516人 |
ゾンビひしめく街中に機関銃一丁で放り込まれるのと、拳銃から大砲までよりどりみどりで放り込まれるのと、どちらがより長く生き残れる可能性が高いかなんて、議論の余地もないだろう。
「テーマが無い」という事は、裏を返すと「何を書いても良い」という事だ。もし、書く内容が無くなったとしても別のネタを探す事が出来る。テーマが決まっているblogでそういう事が出来るだろうか。プログラミングの話題の中に突然「おいしいカレー屋さんの紹介」記事を書く事が出来るだろうか。
もし、後々「特定のテーマに沿ったblogを作りたい」と思ったならば、その時作れば良いだけの話だ。気になるのならば、新しいblogのテーマに合う物は、既に持っているblogから移動させれば良い。
なので、もしblogを始めるのならば、記事の内容をエクスポート/インポート出来るblogサービス/ツールの利用を薦める。
今までにもまとまった文章を書く機会が在って、「ちょっとやそっとじゃネタ切れなんて起こさないぜ」という自信を持っているのならば、テーマを決めてblogを始めるのも良いだろう。だが、もしそうでないのならば「テーマを決める」事は薦めない。
先ず書き始める事が重要なのであって、始める前に余計な心配をしたり、好んで余計な検討事項を抱えるのはナンセンスだ。
