2007年01月28日

興味は勉学の原動力――『武器甲冑図鑑』を読んだ

世界史嫌いでも楽しめる本

私は世界史が嫌いだ。アッチコッチ場所がポンポン飛び回って現在何処の歴史をやっているのか分からなくなるし、早口で言ったら絶対に舌を噛むだろと突っ込みたくなるような憶え難い名前がポンポン出て来るからだ。

私はゲームが好きだ。日本人の御多聞に漏れずPRGもよくやる。そしてPRGといえばファンタジー世界ファンタジーといえば中世欧風世界だ。

ある日武器甲冑図鑑という本を発見。世界史は嫌いだがゲームが好きな私は読んでみた。

ヨーロッパを中心に古代から近代までの武器や兵について書かれている。ハッキリ言って、面白かった。世界史嫌いな私でも楽しく読める。ゲームで聞いた事があるような単語が出て来る出て来る今まで文字(単語)としてしか知らなかった武器が、イラストと平易な説明文で掲載されている。例えば『グラディウス』。剣だという事を知っている人は多いと思うが、ではどんな剣なのか?何時、誰が、どのように使っていたのか?『ロング・ソード』と『ショート・ソード』の境目は何処か?等など。

古代から順に読んでいくと、武器や戦略の発展の様子が分かって非常に面白い。

興味は勉学の原動力

そうやって考えてみると、成る程『興味』は勉強に凄く役立つんだなぁ、と実感。学校での勉強で、そういった事を絡めて教えてくれていればなぁ、とかチョロッと自分が勉強出来ない事を学校の所為にしてみたりしてみなかったり。勿論時間的にキビシイのかもしれないが、『結局全然憶えられませんでした』や『喉元(試験とか)過ぎたら忘れました』なんかに比べたら全然マシだと思うのだが。
…………ど、どうよ!?

私は世界史が嫌いだ
日本史もダメダメじゃないか、というツッコミは無しの方向で。
PRGといえばファンタジー世界
必ずという事はないが、そんなイメージなのは確か。
ファンタジーといえば中世欧風世界
必ずという事は(ry
posted by 天井冴太 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書的つれづれ | 更新情報をチェックする
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