2007年01月25日

本人が言い張ったって、信用出来ない

(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ、KDDI(株)、ソフトバンクモバイル(株)の3社は24日、共同で行なっている携帯電話システムの電波が生体へ与える影響についての実験結果を発表した。携帯電話基地局からの電波の安全性について再検証できたとしている。

この実験は2002年11月から開始しており、“細胞の増殖”“遺伝子の働き”“DNA鎖切断”などへの影響については2005年4月26日に“影響がない”と中間報告していたが(関連記事)、携帯電話基地局からの電波の影響がないことを検証するために、引き続いて実験を行なっていた。

その結果、基地局を想定した実験でも、細胞レベルおよび遺伝子レベルでの電波による生体への影響が確認されなかったという。さらに、その結果は「電波が細胞構造や機能(DNAや遺伝子の働きなど)に影響を与えて、がんの原因になるかもしれない」という主張を否定する科学的証拠のひとつになるという。

いや、携帯電話キャリア側が、自分たちで実験して、自分たちでまとめて、自分たちで発表したって何の説得力もないと思うんだが。普通に考えて自分たちに不利益となる発表はしないでしょ?

勿論同じ理由で反対側(この場合は例えば携帯電話の電波が人体に悪影響を与えると主張している人達)の発表も信用できない訳だが。

何処で読んだか忘れたが、『コンピュータゲームが有害かそうでないかを科学的に研究しても、実験した人間がどちらを支持するかで、どちらの結論でも出せる。』と言っていたどっかの大学のセンセの言葉を思い出した。

何処で読んだか忘れた
ほんとにドコで読んだんだろ。ゲーム脳云々の頃、文字媒体だった事は確かなんだが。
ラベル:Mobile phone 疑問 science
posted by 天井冴太 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする
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