「孫の代までの仕事」が10年で消えたケース - reponの日記 ないわ~ 404 NotFound(暫定)を読んで。
言ってしまえば、沖仲仕としてのスキル以外を身につけてこなかった沖仲仕達の責任とも言えるが、それ以外のスキルを身につけられたのかというと微妙な気もする。"機械化に対して、労働者は労働組合に集いストライキなどで激しく抵抗し、短縮された労働時間分の賃金も支払うこと、機械化で人員削減を行わないことなどを船会社と港湾当局に求め
"たというのは、流石にどうかと思うが。
さて、機械化によるシステムが構築したあとでは、「効率の悪い」人力の仕事ですが、構築する前は、「それ以外の方法がなかった」仕事でした。
この話の恐ろしいところは、「ああ過去にこういう事が在ったんだな」で終わる話ではなくて、翻って、さて自分はどうなのかという話になるところか。
例えば自分がやってた仕事はプログラマ(ソフトウェア開発)なのだが、正直、その「仕事」が将来無くなるというのは現実的に思えない訳だ。何故なら、「その『仕事』を無くす技術革新というのが想像出来ないから」。
ところが、それは当時の沖仲仕達も同じように考えて居た筈だ。「自分たちの仕事に取って代わる技術革新なんてちょっと考えられない」と。だからこそ、「孫の代までの仕事」だったし、いざ危機に瀕した際に激しく抵抗したのだろう。
他人事ではない。他人事と考えてはいけないんだろうなぁ。
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ラベル:work technology