プログラミングを教える意義という記事を書いたが、1つ書こうと思っていた点に触れ忘れていた。俺のバカバカ。
念の為に、もう一度言及先の記事を挙げておく。新常識!?プログラミング:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京。
さて、前回の記事では勉学や交流面への影響の可能性を挙げたが、もう一つ良い影響が考えられる。ソフトウェアの規約や著作権についての理解の向上である。
「……ということは、例えば自分が秋葉原でソフトを購入したとしても、そのソフトは自分が好き勝手にコピーして友人に渡したりしてはいけないということですか? でも、そのソフトは私がお金を払ったものですからどう使おうと構わないのではないですか? おかしくないですか?」(女性)
(略)「実はソフトは物ではありません。あなたが購入したと言うのは、 ソフトを格納しているCD-ROM、解説書、保証書、パッケージなどの『物』であって、その中にあるソフトについては、それを『使用する権利』を購入したにすぎないのです。だから、製造元が指摘した使い方以外はしてはいけないことを知ってください。製造元は購入した人が無制限にコピーして他人に譲渡すること、ソフト自体を誰かに渡すということは認めていないのが一般的です。それと、通常はライセンスが1つだけですから、最初にインストールした以外のPCにインストールすることも認めてはいないのですよ」(筆者)
以上萩原栄幸が斬る! IT時事刻々:「ソフトを購入する」ということ - ITmedia エンタープライズから一部引用したが、このような勘違いを減らせるのではないかと思う。実際に自らソフトウェアを制作する事によって、荻原氏のあなたが素晴らしいソフトを開発したとします。世界中で何百万本も売れるでしょう。そう考えて、1本1万円で売ったとします。ところが、ある客はそのソフトを1本だけ購入し、それをコピーして世界中に半額で販売したとしたらどうでしょうか?
という主張の妥当性を実感出来るのではないか。勿論、授業の一環として言及する必要はあるだろうが。