参照: ネコプロトコル - 「コ、コラ! 舌を入れるな!」というセリフは前後の文脈なしで、単文として読んでも相当量の情報量を持つ。
「コ、コラ! 舌を入れるな!」というセリフは前後の文脈なしで、単文として読んでも相当量の情報量を持つ。言い換えると、妄想を誘発する力がある。
でもだってどう考えても、普段強気の幼馴染が
「今日さお父さんもお母さんも出かけてるんだ」で
「ねぇ。キスしてみよっか」で
「バカ。アンタに本気なわけないじゃん。試しにしてみるだけよっ」で
「じゃあ、いい? いくわよ」で
「コ、コラ! 舌を入れるな!」に至ったに決まっているわけで、これは100人に聞いたら100人ともこう答えます。これ絶対。
噴いた。ココまで妄想爆発出来るというのは素晴しいと思う。まぁ、この文章見てキスよりも先ず非常に18禁な妄想した俺オ㍗ル訳だが。
ま、多少の誤差には目を瞑るとしても、この文章で引用元が挙げたようなシチュエーションを妄想想像する人間が大半だと言う意見は非常に納得出来る訳で、あぁ、コレって意外に名文なのかもしれんとか思ったり思わなかったり。
単位時間当たりにメディアが読者やら視聴者やらリスナやらプレイヤに与える情報量の事を私は勝手に『瞬間情報量』なんて呼んでいる。例えば、小説で厚いセーターにスラックス、コートを着込み手袋をはめて
と言う文を読むのにかかった時間は約5秒。しかしコレがTVドラマあたりだったらその姿を画面に出せば言いだけなので一瞬ですむ。この場合、『小説よりTVドラマの方が瞬間情報量が多い』という訳だ。大雑把に言うと『小説 < 漫画,ラジオ < TV』て感じだろう。『萌え』繋がりで恋愛シミュレーション(ノベルゲーム)入れるならラジオとTVの間だろうか。
話を元に戻して、つまりコ、コラ! 舌を入れるな!
は文字媒体でしかもこの短さ(10拍)なのに非常に瞬間情報量が多いといえる。
……じゃぁ、瞬間情報量が一番多い文章は一体何だろう?と言う疑問に行き着くのは当然な訳で、チョット考えてみるのも良いかもしれない。
もっとも、つるつるしわなしのーみそな私には全く分からないのだが。
- 瞬間情報量
- もしかしたら正確な名称が在るのかもしれないけど、知らない。
- 読むのにかかった時間は約5秒
- 『私は』と言う意味。読書スピードは個人差があるので注意。