数日前、はてブのはてなブックマーク - 人気エントリー - コンピュータ・ITコンピュータ・ITカテゴリの人気エントリー一覧を見ていたら、幾つかEvernote運用法についての記事を発見した。
- Webサービスを使ってEvernoteを自動化している部分まとめ * 男子ハック
- 【ライフログ】私がEvernoteに自動取り込みしているもの13個まとめ+1 | Busidea
- Evernoteの超具体的使用例 ?ノート総数「4100」私のノートブックを公開します?
これらの記事に共通しているのは、web上の情報を自動的にEvernoteに格納している点だ。
しかしこれって、意味あるの?
勿論、Evernoteはただのツールに過ぎず、それを如何に使うかはその人の次第だという事は承知している。別にその使い方を否定しようという訳ではなく、ただその意義が見いだせない、という意味である事は明記しておく。念の為。
「これこれこういう利点があるよ(だから自動的に情報を格納させているよ)」というのを是非教えて頂きたい。
彼らが自動的に取り込んでいる情報は、例えば次のようなものである。
- Twitterのログ
- はてなブックマークと、そのコメント
- Tumblrのログ
- メールマガジン
しかし、それらをEvernoteに格納する意味が果たしてあるのだろうか?
- Twitterのログ
- それTwilogで出来るよ
- はてなブックマークと、そのコメント
- それそのままはてなブックマークで(ry
- Tumblrのログ
- それTumblr(と、site:指定したGoogle検索)で(ry
- メールマガジン
- それ自分のメーラーで(ry
そもそも、上記の例の場合、既にweb上でpublicに公開されている情報ではないか。態々自らprivateな領域に保存する意味があるのだろうか。
勿論、本来publicではない情報というのならば話は分かる。例えば……
- 自らの運営しているサイトのアクセス解析結果
或いは、いろんな意味で公開したくない情報とか。例えば……
- えちぃサイトの情報とか
自動的に情報を収集すると言う事は、際限なく保存している情報が増えていくと言う事だ。
徒に情報の量を増やす事は、情報の探しにくさを増加させるのではないだろうか。Evernoteにはノートブックやタグなどのメタデータが有るとはいえ、限界があると思うのだが。