はまちちゃんの反応があった為、そこら辺追記。
ゆーすけべーさんやはまちちゃん、あまちゃんの猛プッシュが原因かそうでないのか、日本人のFacebook登録者が増えているらしい。
というわけで、自分もつられてアカウントを取ってみた。
Facebookは、本名での利用を求められる。しれっと偽名や別名(ハンドル)で登録している人も多いようだが、素直に本名で登録。
さて、登録したは良いが、投稿するネタがない。
というのも、webでは長らく『天井冴太』という別名(ハンドル)で活動してきたからだ。
この日本という特殊なwebの世界、本名とハンドルは結びつけない方がいろいろと都合が良い。中には問題としない人も居るけど、少数派だろう。
あれ?それならTwitterやblogでいいじゃん。
実際、Facebookの基本的な機能は『ちょっとクローズドで高機能なTwitter』に過ぎないし。
という訳で、Facebookがほぼソーシャルゲームのプラットフォームに成り下がっている。
ハンドルではなく、本名でやりとりするような友人が居れば別なのかもしれないけど、でもそこで『やりとりしたい』と思える相手って、ハンドル明かしてもいい人じゃない?
本名知ってるがハンドルは明かしたくない相手?それほど親しくない会社の上司とか?でもそんな人とプライベートで社交辞令でやりとりして、果たして楽しいの?
みんなどう使い分けてるんだろう。例えば冒頭で挙げた、ゆーすけべーさん、はまちちゃん、あまちゃんとか。
2010年11月20日追記
なんと、はまちちゃんがFacebookでこの記事について反応し、リンクのシェアとコメントを投稿していた。
facebookの違う点は、自分に関連する変化・新しい情報がすべてプッシュで通知される点だよ。このいいねひとつが相手にプッシュで通知されるって意識をもつことができるとすこし変わるのかもしれない
既に書いているように、Facebookは本名で利用しているので、Twitterから以下のコメントを返した。
@hamachiya2 http://j.mp/bvgHWb 書いた天井です。FBの http://j.mp/bMdLOO はこの記事への言及でしょうか。FBは本名でhandleと結びつけて無いので、blogのコメント欄に書いて頂けたら助かります。 |
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@hamachiya2 件のエントリの趣旨は「TwitterかFacebookか」というより「(長く使いコネクションのある)handleか本名か」といった方が良かったかもしれません。使い道が被っている以上、よりコネクションのある『handle(でTwitter)』の方が良いかなと |
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@hamachiya2 "基本的な機能は『ちょっとクローズドで高機能なTwitter』"と書いたように、TwitterよりリッチなUXが在る、という点は把握しています。"ハンドルではなく、本名でやりとりするような友人が居れば~"の段落の疑問が、件のエントリの中核ですね。 |
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Twitterでは1投稿あたり140文字の制限があるので、それに収まるように表現変えたり削ったり、いや大変だった。文字制限なんて無いblogだと、そこら辺フォローする必要があるなーと思いつつ、もう少し思考を整理してみた。
要するに、FacebookとTwitterの利用において、2つの『被っている点』が存在するのが(自分にとって)問題なのだろう。
- 活動媒体(web)が被っている
- 本名とhandleの問題。
本名とhandleの情報を(誰もが知れるレベルで)結びつけたくないという欲求から生じている。
2つの名義が1つの媒体上で競合している。 - 活動内容が被っている
- TwitterとFacebookで、"今何してる?"の投稿という活動内容が被っている。
(1)で挙げた『本名とhandleを結びつけたくない』という理由から、双方に同じ内容を投稿したくない。
(2)について補足。
例えばblogとTwitterは『長文と短文』『整理した考えと日々の思いつき』『ログを残したいものと残さなくて良いもの』といった投稿内容に関する違いが存在する。被っていない。同じようにTumblrとTwitter、foursquareとTwitter……といった、他に利用しているwebサービスについても同じ事が言える。
反対に、Flickr、携帯百景、はてなフォトライフは活動内容(画像のアップロード)が被っており、現在、携帯百景とはてなフォトライフは放置状態だ。
そして、TwitterとFacebookは柱になる活動内容が被っている。そりゃFacebookの方がリッチだが、『被っているならば、より以前から使っていて既存の資産(今までの投稿やfollowing/follower関係)が在るTwitterで良いよね』となってしまう。
かくして、私のFacebookは『Twitterに無い』機能であるソーシャルゲームのプラットフォームと成り果ててしまっているのだ。