2006年04月13日

『あのね商法』って見様によっては著作権侵害幇助っぽく見える

※かしまし最終回のネタバレあり。最終回をまだ見てなくて楽しみにしてる方は読まないほうがいいです。

【あのね商法】
TV放送で物語にあえて区切りをつけず、DVDを買わせようとする露骨とも言える商法のこと。
「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」最終回において、主人公のはずむが本命であるやす菜とくっついて物語はまとまったと思われた。しかし残り30秒でやす菜からはずむへ、「あのね」
そしてはずむがとまり(はずむといい関係だったもう一人)へ「あのね」と話し始めるカットを挟んで物語は終了してしまった。
続きは半年後に発売されるDVDで明らかになるということなのだが、この方法は発表までのタイムラグが長いため不評になりがちである。もともとDVD単独の未放映話は、「タイドラインブルー」「かみちゅ!」などでも取り入れられており、最近の流行でもあった。
それでもTV放映時に話に一応の区切りをつけるのが一般的であったが、この「かしまし」、そして同日に最終回だった「IGPX」など短期間の間に
TV版がぶつ切りで終わるアニメが相次いだため、祭りになったのであった。

参考
最後の数話がDVD
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1143657964/

あー、アレですか。これで誰もDVD買う気失せて、そのうち皆Winnyあたりで手に入れる、と。こう云う未放送分だけ放送分に比べて妙に手に入れやすくなったりして。

Winny開発した47氏が著作権侵害幇助に問われるんなら、上記のような簡単に想像出来る状況を作り出したTV局側も幇助って事に出来るんじゃなかろうかと思ってみたり。いや、法律とか良く知らないけどね。

ところで、実はレンタルDVDでもTV未放映の分はレンタルしないとかあったのね。

263 名前:メロン名無しさん 2006/03/30(木) 09:17:50
レンタルビデオで見られるんだったらまだいいけどそこんとこどうなの?

264 名前:メロン名無しさん 2006/03/30(木) 09:32:47
>>263
既出だと「うたかた」なんかは最終話の分が販売しかしていない
あと未放送話が番外編ではあるが「ハチミツとクローバー」のレンタルソフトは未放送分が省かれてる

……なんて事になったらさらに炎上確実。

………………まぁ、放送も商売である以上儲けを追求するってのは分からないでもないけど。視聴者の反感買う方法採るって自分の首絞めてるだけな気がする。( ;゚Д゚) <市場潰す気か!!?
そうしないと採算が取れないならそもそもアニメ製作・放送なんて止めるがヨロシ。

posted by 天井冴太 at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | TV的つれづれ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック