これは、やられた。観てふと思いついた事が2点あったんで、とりあえず書き出してみる。先ずは1点目。
『かっこいい』が供給を産む
……はい、ここまで描いて冷静になってきて、実はなんでもないアタリマエの事のような気がしてきましたよ、と。しかし書く。自重したら負けだってばっちゃが(ry
閑話休題。
この動画の凄いところは、『手話』というマイナーなモノをエンターテインメントに昇華している点だと思う。
しかも微妙にかっこいいし。
『かっこいい』のは良い事だ。これに影響を受けて手話人口が増えると良いなぁと思う。この動画の人はこれからもこの手話シリーズ上げないかなぁ。
そういえば、以前、『踊る大捜査線で警察への就職希望者が増えた』という話を聞いた事がある。また、Twitterでは『けいおん!
の影響で軽音楽始める奴が増えるんじゃないか』という話もあった。
……という事は、こういったメディアで、現在ニッチな、しかし必要な職業やスキルを扱えば、そのクラスタの人材不足を解消出来るのではないだろうか。
例えば、耳の不自由な可愛いヒロインと、主人公の恋愛模様を題材としたドラマ/アニメとか。勿論小説や漫画でも良い。主人公が健常者でそれまで障害者と触れあう機会がないという設定を付ければ、健常者と障害者の物事の取り方の違いや障害者特有の社会での不便とかを知っていくような筋道に出来て面白いのではないか。アニメもやしもんの『菌劇場』のように、EDテーマ後ででも簡単な手話教室とか有っても良いかもしれない。
ここでは例として聴覚障害を挙げたが、それ以外の障害でもいいし、全く別の、例えば職業でも良い。今不足していると言われる介護福祉士とか。
これらの作品を作る場合、重要な点として、あくまで『かっこよく』『かわいく』なければいけない。対象の周りにある問題を大きく取り上げすぎては逆効果だろう。踊る大捜査線の影響で警察志望者が増えたのは、あくまで織田裕二が『かっこよく』映されていたからだろう。悲しいかな、人間誰も大きな問題が有る方には進みたくないものだ。そもそも目的は人材の確保であって問題点を広め伝える事ではないのだし。
……と、思うのだけど、どうだろうか。メディアな人達。
- この動画の人はこれからもこの手話シリーズ上げないかなぁ
- 気になって調べてみたら、第二弾が。
ぼろっきゃすとは (ボロッキャスとは) - ニコニコ大百科を見てみたところ、どうやら、手話を題材にしたニコ生の主のようだ。 - 可愛い
- ここ重要。理由は本文で。
- 健常者でそれまで障害者と触れあう機会がない
- 十中八九大部分の視聴者と同じ条件。