2006年08月31日

Every Extend Extraに『日本のゲームインディーズの未来』を託すべきなのだろうか?

Gamastra(翻訳引用: 羨望は無知 - Gamasutra水口氏のインタービューに見る、日本の同人ゲームとゲームインディーズの未来)でEvery Extend Extra話題に触れられている。原作Every Extendは現在リアルタイムでハマッているし、無料のゲームの商品化という極めて珍しいケースなので注目しているゲームである。

Gamasutra:「((略))このゲームのオリジナルは同人ゲームです。日本ではこのような同人サークルがゲーム産業への良い登竜門だと思いますか?」

水口:「((略))こういう状況は本当にいいことだとおもいます。若い人がPCフリーゲームを作り、誰かがそれをみつける…、本当にいい話だと思いますよ。」

なんだか最近『同人ゲームの家庭用ゲーム機への移植』という話をよく聞くような気がするに幾つかまとめてある。あ、Fate/stay nightにも移植話在ったな。この流れは非常に興味深い。日本がゲームでトップを走っていく為には是非在って欲しい流れだ。

しかしチョット待った。正直『本当にEvery Extend Extraは売れるのか?』と考えてしまう。だって、ネットをちょちょいと探したら原作がタダで手に入るのだ。例えクオリティが上がっていたとしても、高い金払ってまで買う人間がそんなに居るのだろうか?

むしろ、売れるとしたら『無料でない』方。それこそひぐらしFate辺りの『有料で売られている』タイプの方ではないだろうか。これらは基本的にオタク文化圏のもので、いくら此処が大日本オタク万歳帝国(笑)だとしてもそういった所に抵抗感を持つ人(=非オタ)はまだ居るのだ。家庭用ゲームに移植されると、非オタが普段行かない同人ショップではなく、そこらのゲームショップで買えるようになる。そういう『オタク文化出を食わず嫌いしている』人が抵抗感を感じることなくよい同人作品に出会う事が出来る。

ゲームインディーズ冬の時代の日本国内において、Every Extend Extraは確かに本当にいい話の例だろうと思う。多くは情報の海の奥底に埋もれるか、タダ同然で権利を買い上げられるか、まあ、不運な運命を辿る。そういう意味では、Every Extend Extraには日本のゲームインディーズの未来が託されているのかもしれない。大げさだが。

という記述があるが、上記理由からそれはチョット……と思うのだ。やっぱ元が有料のものに任せた方がよくない?ホラ、丁度タイムリーだしひぐらしなんてどうよ?

ところで

どうでもいいツッコミだが、

Gamasutra:「((略))たとえば、こちらでは長健太氏の名前が、そういったゲーム産業の主流に参加しないで活動している人として有名です。」

水口:「長健太さん?」

((略))

d:id:ABA氏は本当に海外での知名度が高い。一方の水口氏は知らないようだ。

これって単純に『長健太さん』と言う名前では知らなかった、という事ではないだろうか、という気もする。私も『??』と思ったが、『ABAさん』と言われたら分かるし。てか本名晒してたのね気づかなかった。

話題に触れられている
すいません原文マトモに読んでません。英語で頭痛が……
よく聞くような気がする
ただ単に自分のヲタク度が増しただけかもしれんが('A`)
そういった所に抵抗感を持つ人
数年前の私もそんな一員ですた。
ラベル:game 同人 business
posted by 天井冴太 at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム的つれづれ | 更新情報をチェックする

2006年08月25日

『地方商店街の衰退』というのは現政府とは何の関係も無いという論

あまりにも驚愕したんで紹介。
地下室のスパイダー - 「地方の町の商店街の崩壊」を、現政府の批判に利用するのはやめよう

マガジン9条『今週のキイ』安倍晋三・地方崩壊

切ないほどの地方の町の商店街の崩壊。

シャッター通り」などと呼ばれる閑散とした商店街。クルマを持たない高齢者たちは、買い物さえままならない状況に追い込まれています。

 景気回復など、どこの国の話なのでしょう。

「地方の町の商店街の崩壊」の問題などは、そもそも、はじめから存在しない偽問題。

その条件とは、個人の移動が公共交通機関依存しているということ。

品揃えが悪いくせに駐車場もない。これでは、商店街で買い物なんてできるわけがない。

「地方の町の商店街の崩壊」は、地方に住む人にとって、「商店街は必要がない」という事実を反映しているだけなんだよ。

!!!!!!!!!!!!!!!!

うあ、確かに。そもそもよく考えてみたら、むしろ『近所にある』という大きな利点がある以上、中心都市の商業施設とかが先に潰れる筈だわな。

くそぅマスゴミに騙されたか……?

この記事にはかなり説得力を感じたが、ただ客観データが提示されていないのが残念。それさえあれば完璧だったのにねぇ。

posted by 天井冴太 at 21:38| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース的つれづれ | 更新情報をチェックする

2006年08月19日

読書感想文大作戦 ――webからパクッちまえっ!!――

イヤ、驚いた。

@nifty:@search:瞬!ワード
読書感想文 パクリ
……なんて、なんとも形容しがたい気持ちにさせるものが在った。



……………………いやぁ、夏だねぇ……

で、今はweb上に著作権フリー!![自由に使える読書感想文]なんて、そのものズバリなサイトもあるようで。曰く、

小学生・中学生(一部高校生含む)向けに書いたオリジナルの読書感想文。このままパクるもよし。少しアレンジしてオリジナルの読書感想文に仕上げるもよし。今年の夏休みは宿題の読書感想文から解放されたい君たちのために、学校提出用に限り著作権フリー(つまりパクリ・コピペOK)、自由に使える読書感想文を大公開! 今年の夏は思いっきり遊んで、すてきな思い出を作ろう!

ガッコウのセンセイが見たら思わず卒倒しそうな事が書いてあるじゃありませんか。
なんて素晴しい!!
小/中学生時にこんなのがあったらどれだけ助かった事か。

過去、雑誌セブンティーン読書感想文はwebからパクッちまえYO!という厨的内容の記事を掲載した事があるようだが……いやぁ、それを超えたなぁ、と。

経験者は語るが、ガッコウでの読書感想文なんて読書嫌いを増やす役にしか立っていない。それくらいなら著作権フリー!![自由に使える読書感想文]の感想文マンマ写して残り時間を有意義に使ったほうが良いだろうと言うのは同意できる。……まぁ、センセイにバレても知らないが

ラベル:reading writing web
posted by 天井冴太 at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | 更新情報をチェックする

2006年08月15日

sendtoViX.vbs - 画像ビューアViXを、ファイルなら画像ウィンドウ(だけ)で、フォルダなら通常ウィンドウで表示する

イメージ画像をアップ

ソフト紹介

フリーソフトの画像ビューア『ViX』に、任意のファイル/フォルダを渡すソフトです。

ViX表示例ViXはファイラとしての機能も持ち合わせています。ViXでフォルダを開いた時はそれで構いませんが、只単純にViXにファイルを渡した時は画像と共にそのファイルが存在するフォルダのサムネイル一覧も表示してしまいます。やはり画像ファイルを渡した時はそのファイルの表示だけを行ってファイラとしてのウィンドウは表示しないで欲しいものです。

このソフトは対象をViXで開きますが、その際、対象がファイルならば画像ウィンドウによる表示のみを、フォルダ又は書庫ファイル(ViXの設定で『書庫ファイルをフォルダのように操作』をチェックしている場合)ならば通常ウィンドウによるファイラ表示を行うように自動的に切り替える働きをする、簡単な『クッション』として働きます

ダウンロード

ver:3.00

その他詳細
ラベル:ViX image tool WSH VBScript
posted by 天井冴太 at 21:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 自作ソフト | 更新情報をチェックする

2006年08月07日

萌えを研究?

ついカッとなって(ry

何の話かと言うと、萌えの研究という本の事である。新聞に広告が出ていて気になっていた本だが、図書館で借りてみた。

近くの図書館には無く、県内の別の図書館に有ったので取り寄せてもらった……。





……あー、うん。
表紙見た瞬間引いた。図書館で借りようとか思うなら、前以て覚悟しておいた方がいい。『萌え』というより、『エロい』から。

内容としては、出版社から「『萌え』に関する本書いて」と依頼された著者が『萌え』の世界を驀進して行くその過程。ラノベから始まり、TRPG、美少女ゲーム、マンガ、アニメまで多岐に渡りいろいろな物に触れられている。

あとがきでも述べられているが『研究』というよりは『体験レポート』といった感じか。正直『萌え』に対する心理学的な面の解説とかを期待していたのだが、まぁこれはこれで各作品に対する考察とか有って面白かった。『萌え』という世界/現象全体を捕らえそれを解析するものではなく、『萌え』を構成する(あるいは源流と思われる)各作品をみて、それらの何処に『萌え』が存在するのか、何故『萌え』を感じるのかといった考察が述べられている

最初に想像していた物とは違ったが、なかなか面白く読めた。『あ、これ読んでみたい/見てみたい/やってみたい』と感じた物も幾つか見つかったし。(ぉ

心理学的な面の解説とか
序章に少し関する記述あり。そのものズバリな文献としては『戦闘美少女の精神分析』(斉藤環 太田出版)というのがあるらしい。
ラベル:萌え Book
posted by 天井冴太 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書的つれづれ | 更新情報をチェックする

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