2014年01月07日

ゲームのBGMとして歌を使う演出が好きになれない

巷で大流行している(らしい)ブラウザゲーム「艦隊これくしょん 〜艦これ〜」。私も多聞に漏れず日夜提督業に勤しんでいる。

このゲーム、現在 「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」 というアニメ(以降、「アルペジオ」と表記)とのコラボイベントが開催されている。特設海域(ステージ)が開設され、敵味方としてアルペジオのキャラが登場する。そして、 この海域のボス戦では、アルペジオOPテーマ曲 「SAVIOR OF SONG」 がBGMとして用いられる。

この「特定の場面のBGMとして、その作品に関係する歌が流れる」という演出を使うゲームは幾つか存在する。が、個人的にはどうにもこの演出は好きになれない。

多分、「ここ一番で盛り上げよう」という趣旨なのだろう。私が知る限りでは、この演出に使われる歌は、その目的に合致した物となっている。だが、少なくとも私に対してその効果が発揮された事はない。いや、正確には、「発揮されるが、あっという間に打ち消されてしまう」。

何故なら、そういった歌はループされる事を想定した作りとなっていないからだ。

艦これのアルペジオコラボイベントを例に挙げるならば、ボス戦開始と共に 「SAVIOR OF SONG」 がバックで流れ始める。OPテーマだけあって、だんだん盛り上げるような作りになっている曲だ。曲の終盤に近づくにつれ、プレイヤーの気分は高揚する。素晴らしい、ゲーム提供元の思惑通りだ。そして曲が終わる。が、ボス戦はまだ終わっていないBGMはどうなるか? また最初から曲を再生する。この、曲の終わりと始まり迄の間、数瞬の無音の時間が発生する。そこで、プレイヤーの意識は現実に引き戻されてしまう。気分は台無し。後に残るのは、妙な気恥ずかしさである。

動画で確認してみよう。手元に艦これのプレイ状況を動画キャプチャ出来る環境がないので、ここでは別の人が録った動画を参照する。

この動画の再生時間4分40秒頃からボス戦開始。BGMとして 「SAVIOR OF SONG」 が流れ始める。
そして、動画の5分55秒から6分20秒で、「曲の終わり→無音の時間→曲の始まり」の部分が観測出来る。

通常のゲームのBGMではこの問題は生じない。何故なら、そもそもゲームのBGMはループ再生を前提に作られるからだ。曲の終わりと(次のループの)始まりは自然に繋がって演奏され、無音の時間は存在し得ない。プレイヤーの意識を現実に引き戻す事はない。プレイヤーの行動次第で演奏すべき時間が変わるゲームでは、ループを前提とする曲を作るのは自然なのである。

つまり、歌をBGMとして流す場合でも、自然にループするように編集すれば良い筈なのではないか。 「SAVIOR OF SONG」 ならば、前奏と後奏で同じメロディが使われている箇所が在るので、そこでループすれば良い。

しかしそうなってはいない。同様の演出を用いる他のゲームも、私の知る限りでは、そのような配慮を行っている物は無い。何故なのだろう。不思議だ。

……それとも、まさか、この部分が気になっているのは私だけだとでもいうのだろうか?



posted by 天井冴太 at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム的つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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