2013年11月04日

子供に欲しい物与える事でその才を伸ばす

子供がiPhoneを欲しがっていて困る

この記事を読んで。

小学生の娘に「iPhoneを買って」とせがまれている。

ポンと買い与えてしまって良いものか、判断できない。

理論武装した娘との交渉は困難を極める。

例えば端末の購入。

「どこどこの店だとキャッシュバックがいくらあって、事務手数料と初月オプション加入料を差し引いても1万円以上の黒字。ソースはこのURL」といったことを言ってくる。

ドラゴンクエストはお年玉で買いなさい論法が使えない。

子供は親に「買って」とねだっているのではなく、「契約書にハンコを押して」と言っているのだ。

維持費についても「3円運用できる」、「物置に眠っているモバイルルーターに格安SIM挿してWi-Fi専用機として使う」、「今度うちの固定回線のプロバイダー代えるよね? 今ならキャンペーンで……」などと、子供の小遣いでやりくりできる代案をいくつも出してくる。

タブレット端末が教育現場で使われている記事を見つけると「ねぇ」と言ってくる。ポルノサイトよりニュースサイトがある意味有害コンテンツ。

お前はまだ子供だからSNSやソシャゲでトラブルになったらどうするんだと言うと、「炎上ツイッタラーや課金兵たちは大人だよ」と切り返される。

親としてはぐうの音も出ない。

Microsoft社が、以前やっていたTVCMを思い出した。web上で閲覧出来る場所は見つけられなかったが、「マイクロソフトは実はエクスマファンだった?!〜「CM僕が犬を飼う10の理由」|広報ジャーナリスト 堀 美和子のブログ」にてキャプチャ画像付きで紹介されている。簡単に説明すると、犬を飼って貰いたい息子が「ウチに犬が必要な10の理由」と題したプレゼンを、PCで両親にプレゼンするという内容だ。

欲しい物の内容を調べ、それを元に親と交渉するという様は、正にこのCMと同じだ。

「プレゼン」の能力は、社会に出た後で必要な能力となる。学生の内に必要になる事も有り得るだろう。「プレゼン」というと分かりづらいが、要は説得の能力、自分の考えを他人に受け入れて貰う為の能力だからだ。

さて、件の記事の娘さんは将来、社会に出て行くにつれて、どうにも納得出来ない事に出会ったりもするだろう。「何故こんなシステムなんだろう」「ここをこうすればもっと良くなるのに」という思いを抱く事が出てくる筈だ。彼女だけの権限で変更出来るならば問題ないが、世の中そういう事ばかりではない。そういった時に、意見を表明し、権限を持つ人間を説き伏せる力が必要になる。

プレゼンは「対象となる人物に自分の考えを説明する」と言葉にすると、簡単な、言葉さえ通じれば出来そうな物事にも思える。しかし実際にはそうではない。大勢の前でもあがらない事、相手の質問に対し迅速且つ適切に答える事、より適した表現を選択出来、説得力在る資料を提示出来る事等々、求められる能力は多い。プレゼンをやった事がある人ならば、それは分かる筈だ。彼女は既にそれを承知している(そうでなかったとしても、直ぐにそれを理解出来る)のだろう。将来有望な娘さんではないか。

もし、彼女の「説得」に対し、本当に「ぐうの音も出ない」のであれば、(Microsoft社のCMのように)彼女の望みを叶えてあげてはどうだろうか。親の側としても、彼女の言い分が本当かどうか、何か穴は無いか確認する手間をかける必要があるが。そうやって、我が子の才を伸ばしてあげてはどうだろうか。

(尤も、件のCMと比べると分かるが、彼女の主張には穴がある。「親の側にどのような利点が在るか」が示されていない。トラックバックや/aはてブのコメントでも指摘されている「Wi-Fiでの運用を主張するのに、何故携帯電話網での通信通話が可能な端末が必要なのか」もそう。そこを突いてあげよう。彼女のプレゼン能力の向上の為に。)

タグ:Child education life
posted by 天井冴太 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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