2011年03月04日

仮想アイドルはスキャンダルゼロの夢を見られるのか?

[AGC38バナー] AGC38なんてアイドルグループが発足した。このグループ、今までのアイドルと何が違うか、というと、生身の人間でない、という点に尽きる。

『AGC38』プロジェクトは、完全描き下ろし美少女キャラクター38人によるタレント事業です。

こういう仮想アイドルというアイディアが出てくるのは自然だと思うし、このAGC38というグループが成功するか失敗するか、興味は尽きないところではある。

だが、次の一文には首を傾げざるを得ない。

キャラクター利用の最大のメリットは、彼女達は、我が儘を言うことも、歳をとることも、スキャンダルを起こさないという点にあります。

本当に、彼(彼女)らはスキャンダルと無縁でいられるのだろうか?

『アイドル』ではないが、仮想の存在がスキャンダルの影響を受けた例が過去日本に存在する。
地デジカである。

「“地デジカ”著作権侵害は許さない」と言っていた民放連が著作権侵害か - ガジェット通信から、あらましを引用する。

地デジカのプロフィールを書いた民放連(もしくは地デジカを発案したフジテレビ)の人物が、『ウィキペディア』のシカに関する記述をコピー&ペースト(コピーしてそのまま転載)した可能性が出てきたわけだ。もともと『ウィキペディア』に書かれている文書は GNU Free Documentation License(以下、GFDL)という原稿を書いた著作者の権利を守るルールのもと書かれており、そのルールから外れた用途の仕方をするとGFDL違反となる。

カンタンにいえば、GFDLによって守られた原稿を他のサイトや媒体に転載した場合、記事の引用元や著作者を明確にしなくてはならないのである。しかし、民放連はそれらの記述をいっさいしておらず、この地デジカのプロフィールを読んだ人たちは、民放連のスタッフが考えて書いたものと思っていることだろう。

仮想の存在とはいえ、彼ら彼女らを行動させるのは、結局の所人間だ。そして人間はスキャンダルを起こし得る。更にAGC38の場合はそれぞれに"声優"という人間の存在がある。

人物やキャラクターが仮想の者だからといってスキャンダルを起こし得ない、無関係で居られる、という訳ではないのだ。何処かで人間の手が加わる以上は。
『仮想アイドルだからスキャンダルと無縁だ!ああ良かった』と安易に飛びついて、後で『こんな筈では……』と後悔する例が産まれないか、少々心配である。

興味は尽きない
とはいえ個人的には、AGC38はあんまり上手くいく気がしない。本題とズレるので本エントリでは触れないが。
posted by 天井冴太 at 00:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日々雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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