2009年01月19日

携帯電話の写真機能に関する一アイディア

正月に帰省した際、祖父のところにも新年の挨拶に行ったのだが、そこで聞いたエピソード。

祖父は去年、老人ホームに入った訳だが、それに併せて携帯を買った。俗に言うジジババ携帯だ。
祖父は結構アクティブな人で、友人と一緒にあっちこっちに旅行に行っている。風景を撮ったりする為に携帯電話のカメラ機能をよく使っているようだ。撮った写真は、そこらの店頭にある印刷機(よくあるセルフサービスの奴)で印刷しているとの事。

ある日、祖父は何時も通り写真の印刷に行った。何時も通り機械を操作し、何時も通り印刷。そして落胆した。

何が起こったのか、写真の上下が切れていたのである。それは石像の全身を撮ったもので、首から上がスッパリ写真からはみ出していたのだ。

私は印刷をする時にはPCを使う。なのでそこらにある印刷機を使った事はないのだが、いくら何でも印刷範囲の選択ぐらい出来るのではないかと思う。しかしそこはコンピュータに疎い祖父、そんな応用的な操作は分からない。

成る程、確かに携帯電話の液晶のアスペクト比(=撮影できる画像のアスペクト比)とL版のアスペクト比は異なっているように見える。試しに私の携帯(P904i)の画面を測り、L版と比べてみた。以下がその結果を表にしたものだ。

縦幅横幅縦幅/横幅 (小数点以下第4位を四捨五入)
携帯電話6.3cm3.8cm1.658
L版12.7cm8.9cm1.427

ここで一番重要なのは"縦幅/横幅"の列。ここの値が大きいほどより縦長だという事になる。確かに携帯電話の方が縦長だ。つまり携帯の画面いっぱいに何かを写すと、上下が切れてしまう。下はまだしも、上は致命的である。今回の祖父の場合ように首から上が写っていない写真をどうしろと言うのか。

とりあえず祖父には、

  • 写したいものを真ん中に持ってくる事
  • 上下が切れる事を想定して、画面いっぱいに写さない事

……を助言したが、よくよく考えたらそれもヘンな話である。前者は兎も角、後者はどうしろと言うのか。わざわざいろいろ試して、どこから先は印刷されないか把握しろと?そんな手間を取らせるの?

という訳で、携帯電話の写真撮影部分のソフトウェアを作っている人に提案したい。L版に印刷した際、何処が容姿からはみ出してしまうか表示する機能をつけて欲しい。被写体を画面に映している時にL版の境界となる部分に点線を引くだけで良いと思う。うちの祖父のように、印刷する習慣がある人間――多分大部分の老人――に対して需要があるのではないだろうか。

アスペクト比
画面の縦と横の比率の事。
L版
一般に写真に使われる用紙
タグ:Mobile phone idea
posted by 天井冴太 at 23:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT的つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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